土木コース
土木コースとはどんな勉強をするのか
土木ということばは、中国の「築土構木」という古語に由来するといわれている。しかし、ことばの意味を最もよく表現しているのは、英語の「シビル・エンジニヤリング」である。すなわちシビルとは「一般市民の」「市民社会の」という意味であり、エンジニヤリングとは、「技術」「工学」をさし、人間の生活、文化の発展に役立たせるための技術である。
人間が定着して生活するようになったとき、最初の仕事が水田の開墾であった。水田をつくるために川から水を引いたが、このことは水平を測る何らかの技術をもっていたと判断してもよいだろう。その後、社会が発展し新しい都市づくりや、新しい交通機関の建設にあたってきたもの土木技術者であった。
土木の名前のとおり、昔は土と木で工事を行うことが多かった。しかし、現在の土木技術は、コンクリート、鉄鋼を材料とし、設計や工事管理には、コンピュータを導入するなど、現代科学の最先端の技術を用いて、世界中の国の発展に貢献している。このように貢献できる技術者になるために学ぶのが土木コースである。
主な就職先・進学先・取得資格
就職先
- (株)清水組 (株)谷脇組 (株)昭和木材 アートコーポレーション(株)
- 旭川市役所(臨時職員) (株)弁釜 龍後設備(株) 高橋建設(株)
- 旭栄解体部品(株) (株)道北アークス 真興建設(株)
進学先
取得資格
- 2級土木施工管理技術検定 計算技術検定 情報技術検定
- 危険物取扱者 パソコン利用技術検定 基礎製図検定
授業風景